技術サポート


FAQ

開発ツール


質問をクリックすると、回答が表示されます。

■PICkit 3 Debug Express の質問
1. MPLAB® IDE、PIC12F615、PICkit 3を使っています。書き込みはできるがデバッグができません。
デバッグ用ヘッダを使う必要があります。
PIC12F615はミッドレンジPICと呼ばれるデバイスファミ リに属しています。これらのミッドレンジPICとベースラインPICの少ピンデバイス (主に14ピン以下のデバイス)はビルトイン デバッガ ステートマシンを持ってい ません。また、デバッグ回路を持っているデバイスでも、デバッグ用の信号線を通常のI/Oピンと共有しています。その場合、そのままでは共有しているI/Oラインを使用したアプリケーションのデバッグはできません。デバッグ用ヘッダPIC16F616-ICD (AC162083)をお使いください。
2. MPLAB® IDEでPICkit 3を選択すると、次のエラーメッセージが表示されます。
Buffer overrun detected
Program: C/ microchip/MPLAB IDE/Core/Mplab.exe
A buffer overrun has been detected which has corrupted the program's internal state.
The program cannot safely continue execution and must now be terminated

何が問題なのでしょうか?
"buffer overrun detected" エラーはMicrosoft Visual C++ Runtime Libraryに由来し、Internet Explorerに関係しています。PCのアドウェアまたはスパイウェアによって引き起こされる場合もあります。Webroot Spy SweeperやSpybotを使うと、多くの既知のアドウェアやスパイウェアを削除できます。これれらのツールはインターネットから無料でダウンロードできます。
3. PICkit2とPICkit 3の違いはなんですか?
PICkit 3はPICkit 2の後継機種です。PICkit 3にしかできない機能があります。詳細は以下のリンクをご覧ください。
http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=2519¶m=en534451&page=wwwdevMPLABEmulatorDebugger
4. PIC32をPICkit 3でデバッグする際、ステップごとに約5秒かかります。スピードアップする方法はないですか?
開いているmemory windowの数を減らすと、シングルステップ実行をスピードアップできます。memory windowを開いていると、ステップごとに変数が更新されるのですが、PICkit 3は、使っているUSB通信の種類のため、ICD 3のような他のデバッガよりもこの影響を大きく受け、スピードが遅くなってしまいます。
5. エンジニア以外の担当者がPICkit 3で書き込み作業を行う際、ある程度その作業を自動化する事はできますか?例えば、PICkit 3から5 Vを供給する、デバイスタイプなどのオプション設定です。
はい、PICkit 3のコマンドライン ユーティリティである PK3CMDが便利です。コマンドライン スイッチと使用例は、プログラマ コマンドライン ユーティリティ ヘルプファイル(MPLAB® IDEで[Help]>[Release Notes]を選択)かMPLAB® IDEのReadmeフォルダの中の"Readme for PK3CMD.txt"でご覧ください。
6. PICkit 3 Programmer App and Scripting Toolで最新のPIC® MCUに書き込みたいのですが、どうしたら良いでしょうか?
従来提供していたPICkit 3 Programmer App and Scripting Tool v3.10は、開発を終了いたしました。そのため、最新のPIC® MCUおよびdsPIC® DSCはサポートしておりません。
MPLAB® X IDEに含まれる MPLAB IPEを書き込み用ソフトウェアとしてご使用ください。
7. PICkit 2とPICkit 3では何が違うのですか?なぜPICkit 3を使うべきなのですか?
PICkit 3はPICkit 2同様書き込みやデバッグができます。さらに、マイクロチップ社マイコンを全てプログラム/デバッグする事ができます。例えば、PICkit 2はPIC24FJ64GB002のプログラム/デバッグができませんが、PICkit 3ならできます。 PICkit 3, PICkit 2でサポートされているデバイスのリストは、MPLAB® IDEのリリースノートをご覧ください。
8. 現在、PICStart Plusを使っていますがアップグレードを検討しています。PICkit 3を購入した場合、PIC18F、PIC24F/HやdsPICのDIPパッケージをプログラムするには、どんなツール/アダプタが必要ですか?
スタンドアロンプログラマであるPICStart Plusがプログラムできるのは40ピンまでのDIPデバイスですが、PICkit 3はインサーキット プログラマ/デバッガで、ICSP(In Circuit Serial Programming)ピンを使って40ピン以上のデバイスをプログラム/デバッグできます。
通常、MCUのICSPピンはPICkit 3のコネクタと一致するストレートラインのヘッダで接続します。詳細はユーザーガイドをご覧ください。追加のアダプタは不要です。
ボードがRJ-11コネクタ(ICD2、ICD 3、RealICEと接続する際に使うコネクタ)を実装済みで、それを使ってPICkit 3を接続する場合、RJ-11 to ICSPアダプタ(製品番号AC164110)をお使いください。以下のリンクからご注文ください。
http://www.microchipdirect.com/productsearch.aspx?Keywords=AC164110
9. MPLAB® IDEでターゲット回路に接続する際、PK3Err0038 エラーが出ました。PICkit 3のファームウェアを手動で更新しましたが、再び接続時にPK3Err0021 エラーが発生し、その後 PK3Err0047 Bootloader download failed というメッセージが出ます。
この問題は、不正なドライバまたは破損したHIDドライバによるものです。
解決するには、まずMPLAB® IDEを終了します。

a. デバイスマネージャを開き、USB HIDデバイス(PICkit 3)を選択します。
b. このデバイスを削除します。
c. PICkit 3を引き抜き、5秒後に再び差し込みます。新しいUSB HIDドライバがインストールされるのを待ちます。
d. MPLAB® IDEを起動してPICkit 3の動作を確かめます。
10. PICkit 3をUSBポートに接続すると3つのLEDが全て点灯します。
MPLAB® IDEでProgrammerメニューからPICkit 3を選ぶと、 No PICkit 3 Connected と表示されます。接続しようとすると
PICkit 3 detected
Connecting to PICKit 3
PK3Err0038: Failed to initialize PICkit 3
Failed to properly connect to PICkit 3
と表示されます。
ファームウェアが破損している可能性があります。もし他にPICkit 2やPICkit 3などのプログラマをお持ちでしたら、以下の手順でファームウェアを再書き込みしてください。うまくいかない場合、弊社技術サポートにご連絡ください。

PICkit 3ファームウェアの再書き込み手順

a. 右のリンクから.hexファイルをダウンロードします: IMAGE_PK3_012510.zip
b. PICkit 3のケースを開いてJ2コネクタのパターンを探します。これがICSPコネクタです。
c. 正常なプログラマを使って、壊れたPICkit 3に.hexファイルを再書き込みします。
J2のピンアサインにご注意ください。(J2と印刷された)左から
1番ピン Vpp/MCLR
2番ピン Vdd
3番ピン GND
4番ピン PGD
5番ピン PGC
6番ピン 未使用

PICkit 3にファームウェアを再書き込みした後、MPLAB®IDEで再度デバッガ/プログラマとして選択し、アップデートをダウンロードします。

PICkit 3FirmwareProgramming
11. PICkit3を生産ラインで使用できますか?
PICkit3はProduction Programmerではありません。
その様な用途ではICD3以上(ICD3, REAL ICE, PM3 programmer)をお勧めします。
12. PICkit3でLVP(低電圧プログラミング)はできますか?
できます。MPLAB IPEをAdvanced Mode に変更し、Powerウィンドウ内のICSP OptionsフィールドでLow Voltage Programにチェックを入れてください。
13. MPLAB® X IDEでPICkit 3が使えません。エラーメッセージをみるとファームウェアのバージョンが低いのが原因のようですが、接続できないためファームウェアのアップデートができません。どうすれば良いですか?
ファームウェアが古い場合、MPLAB X IDEから接続できずアップデートできません。MPLAB IDE v8.92を使ってファームウェアをアップデートした後、MPLAB X IDEでお使いください。
14. PICkit 3でマイコンへ書き込み/デバッグを行うと、MPLAB®から以下のエラーが出て失敗します。
Target Device ID (00000000) does not match expected Device ID (xxxxxxxx)
* xxxxxxxxはマイコンのID (例: 00000560)
どのように対応したら良いでしょうか?
PICkit 3をパソコンのUSBポートおよびターゲットボードから外し、もう一度パソコンのUSBポートに接続しなおします。30秒経過しても3つのLEDが点灯している場合、PICkit 3ファームウェアの障害が考えられます。PICkit 3ファームウェア更新手順を参考にして復旧します。
15. MPLAB® Xと、PICkit 3でデバッグ実行時、Connection Failedというエラーメッセージが出ました。どうしたら良いですか。
MPLAB® XとPICkit 3ファームウェア間で相性問題が発生している事が考えられます。本来PICkit 3ファームウェアはMPLAB Xにより自動更新されますが、何らかの理由で最新版に更新されていない場合があります。解決方法としては、PICkit 3ファームウェア更新手順を参考してください。
16. PICkit 3ファームウェア更新手順を教えてください。
以下のような手順で行います。
Step1:MPLAB® Xがインストールされていない場合、インストールします。
Step2:図1のように接続します。外部電源を投入します。
Step3: MPLAB IPE(図2)で以下の手順を実行します。
①でマイコンの型番を指定します。
②でツールを選びます。
③をクリックしてでターゲットに接続します。
④でターゲットに書き込むビルド済みHEXファイルを指定します。
⑤をクリックして書き込みを実行します。
⑥でProgramming Completeというメッセージが出力されればPICkit 3ファームウェアの更新とターゲットへの書き込みに成功しています。

図1

図2


■MPLAB® ICD 3に関する質問
1. ICD 3をWindowsで使う場合、特別なUSBドライバが必要ですか?
はい、必要です。このドライバはMPLAB® IDEインストール時にコピーされます。既定値の保存先は以下の通りです。
C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\ICD 3\Drivers
Windowsのデバイスマネージャには以下のように表示されます。
Microchip Tools
Microchip MPLAB ICD 3
2. ICD 3に電源を供給する必要はありますか?
いいえ、不要です。電源はPCからのUSBポートから供給されます。ただし、PIC® MCUを使用したターゲットアプリケーションは、それ自身の電源を持つべきです。電源の供給されていないターゲットに接続する事は可能ですが、ICD 3からは100mAまでしか供給できません。
3. ICD 3のハードウェアが動作しているか判断する方法はありますか?
はい、ICD 3に付属する小さなテストインターフェイスボードをRJ-11ジャックコネクタに接続し、以下の操作を行うと確認できます。

1.モジュラーケーブルを使ってICD 3テストインターフェイスボードとICD 3を接続します。
2.MPLAB® IDE内のDebuggerあるいはProgrammerメニューのどちらかで「MPLAB® ICD 3」が選択されているのを確認します。
3.それらのメニューから[Settings…]を選び、Statusタブにある「Run ICD 3 Test Interface」ボタンをクリックします。テストステータス(pass / fail)がOutputウィンドウに表示されます。「pass」と表示されれば、ICD 3は正常に動作しています。

接続図は以下URLの ICD 3 Quick Start Poster (3)をご覧ください。

http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/MPLAB_ICD 3_Poster_51765a.pdf
4. ICD 3でデバッグしようとすると 「cannot enter debug mode」というエラーメッセージが出ます。 プログラムは正常にできるようです。
ICD 3がプログラマモードにあるようです。MPLAB® IDEでICD 3を「Programmer」ではなく「debugger」として設定する必要があります。
別の可能性として、PIC12F675などの少ピンのPIC MCUをデバッグしようとした場合が挙げられます。これらの少ピンデバイスをデバッグする際は、デバッグヘッダが必要です。別途ご注文ください。これらよりも大きいPIC MCUは、デバッグモジュールを内蔵しています。
5. ICD 3を動作させるのにHi-Speed USB接続は必要ですか?
いいえ、ICD 3はFull Speed USB接続でも動作します。ただし、プログラミング速度は遅くなります。
6. ICD 3にはPICkit 2のようなGUIはありますか?
GUIはありませんが、コマンドライン インターフェイス(ICD3CMD.exe) が、以下のフォルダに保存されています。
C:\Program Files\Microchip\MPLAB IDE\Programmer Utilities\ICD 3
7. ICD 2のように一部のリソースを予約する必要はありますか?
はい、必要です。デバッガが使う予約リソースの情報は、MPLAB® ICD 3オンラインヘルプ(MPLAB® IDEの[HELP] →[Topics])をご覧ください。
予約リソースは使用するプロセッサによって決まります。
8. PICDEM2 Plusデモボードは動作していますが、私のPCBではプログラムやデバッグができません。「Programming fail at location 0」のようなエラーメッセージが表示されます。
信号接続が不良である可能性があります。以下のIn-Circuit Debugger Design Advisoryを参考に、確実に信号を接続してください。
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/51764b.pdf
9. ICD 3には、ICD 2にあった電源コネクタがありませんが、ICD 3でもUPM (Universal Programming Module) (製品番号: AC162049)は使えますか?
ICD 3でもUPMを使えます。MPLAB® IDEで[Programmer]メニューから[Settings]を選び、[Power]タブで「Power target circuit from ICD 3」にチェックを入れます。
これで、40ピンZIFソケットに刺したPIC MCUを読み書きできます。
10. ICD 3に最新のファームウェアを書き込むべきでしょうか?
はい、ファームウェアは最新のものを使う事を推奨します。例えば、初期のファームウェアを使うICD 3は、コンピュータのUSBコネクタから過度の電流を引き出してしまいます。
このため、PCをクラッシュ、リセットあるいは他のUSBドライバをアンロードする可能性がありました。
最新のファームウェアを使えば、このような既知の問題を回避できます。[ICD 3 settings]メニューの[Configuration]タブで[Manual Download]ボタンを押すとファームウェアをダウンロードできます。
11. ICD3に付属の赤い小さな基板のPIC10F202に書込みができません。どのように設定すれば書き込めますか?
その基板はICD3の各信号線をテストするためのテストボードです。PIC10F202の評価用途には使えません。

MPLAB® v8.xxの場合、DebuggerあるいはProgrammerメニューのSettings...メニュー内のStatusタブから"Run ICD 3 Test Interface"ボタンでテストを開始します。
テスト結果はOutputウィンドウに出力されます。
12. MPLAB® X IDEでICD 3を接続しても「Incompatible driver」と表示され、ICD 3が使用できません。どうすればよいですか?
ICD 3以外のMicrochip社製ツールを取り外してからMPLAB driver switcherユーティリティを起動し、USBドライバをMPLAB® X IDE用に切り換えてください。この際、MPLAB driver switcherユーティリティは「管理者として実行」してください。


■デバッグヘッダに関する質問
1. デバッグに必要なヘッダはどれでしょうか?
まず、マイコンによってデバッグヘッダを必要とするものとしないものがあります。次にデバッグヘッダに実装済みのマイコンにICEに対応しているものとしていないものがあります。これらは、以下のように調べます。
Step 1: 以下のリンクをクリックします。
http://microchip.wikidot.com/pep:hdr-list-opt-pic1216
Step 2: 下図の①にマイコンの型番を入力し、②のSearchボタンをクリックします。
もし、検索結果③にACxxxxxxのような型番が表示されない場合、デバッグヘッダは不要です。
検索結果③にACxxxxxxというヘッダ型番が表示されたら、その型番をクリックします。

型番をクリック

Step 3: クリックした後に表示される下図のICE/ICDデバイス欄①に、「-ICD」のついた型番が表示された場合、左側②に表示されるACxxxxxxが対応するデバッグヘッダです。

ICE/ICDデバイス欄


■接続に関する質問
1. PICkitTM 3、REAL ICETM、ICD3とPIC® MCU、 dsPIC® DSCの接続で注意する点はありますか?
ICSPの各信号線に不要なR・Cを接続しない事、Vppライン電圧が他の回路に影響を与えないように注意が必要です。
詳しくは各デバッガの使い方の「ターゲット回路設計上の注意」をご確認ください。

PICkitTM 3インサーキット デバッガの使い方
MPLAB ICD 3インサーキット デバッガの使い方
MPLAB REAL ICETM インサーキット エミュレータの使い方
Debugger Design Advisory


■修理に関しての質問
1. PICkitTM 3、ICD 3、REAL ICE等のツールの修理を依頼したいのですが、どうすれば良いですか?
ツールの修理依頼は以下までお願いいたします。

マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
東京オフィス テクニカルサポート ツール修理窓口

〒105-0013
東京都港区浜松町1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL 03-6880-3770

ツールの返送まで1~2週間程度かかります。
あらかじめご了承ください。

ページの先頭へ戻る